チェーンオイルが出ないトラブル解決事例

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チェーンオイルが出ない事態になってしまいました、私のチェンソーMS180Cが。

MS180C-BE

取扱説明書を見ても対応策が記されていません。
チェーンオイルがチェンソー本体から出て来ない場合、どうしたらいいのか?

今回の対応策を記します。

取扱説明書

 

 

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チェンソーが熱くなってしまう状況と原因

まずは、私のチェンソーMS180Cのトラブルの状況を記します。

私は下の桜の木の伐倒の薪狩りでチェンソーの異変に気付きました。
ヒート気味なのです。

チルホールを使った桜の木の伐倒 裾野市
2024年11月5日に裾野市の公園の木の伐採の2回目を行いました。 参照 前回の桜の木の伐採の模様 今回は、電灯の近くにある桜の木を切ります。 だから、慎重に進めましたよ。 まずは倒れた時に、電灯にかかりそうな枝から落としました。 今回はク

ガソリンは減っているのにチェーンオイルは減っていませんでした。

帰ってから、バーを外してMS180Cを動かしてみたら、やはりチェンソー本体からチェーンオイルが出ていません。

まとめると以下の様になります。

  • チェンソーを使っていると熱くなってしまい使えなくなる
  • 原因はチェーンオイルが本体から出ていないから

 

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トラブル対応策としてのチェンソーの掃除

取り合えず、チェンソーが汚いので掃除してみることにしました。

本体からチェーンオイルが出ているのに、バーにオイルが回らない場合は、下のページでバーの掃除の仕方をまとめています。
参照して下さい。

 

スターター側の筐体のはずし方

バー側の筐体ははずし易い設計になっています。
だから日常のメンテナンスでは筐体をはずして、掃除がし易いです。

掃除前の汚れたチェンソー

でも、スターター側の筐体はネジで固定されているので、特に何もして来ませんでした。
オイルタンクはこのスターター側の筐体の下にあるので、取り外して掃除したいと思います。

スターター側の筐体

 

星型六角レンチを用意する

スチールのチェンソーは星型のネジが使われています。

星型のネジの頭の穴

星型六角レンチが必要になります。

星型六角レンチ

高価なものではないので、スチールのチェンソーを持っている人なら、買って置いた方が良いでしょう。
この星型六角レンチがあれば、大概のスチールのチェンソーでは、スターター側の筐体がはずせる様です。

 

ハンドガードのネジをはずす

スターター側の筐体をはずす前に、チェーンブレーキになっているハンドガードのネジをはずします。

星型六角レンチでハンドガードのネジを下の様に回してはずします。

ハンドガードのネジをはずす

ハンドガードを少し持ち上げ、この後、筐体を取り外し易い様にしておきます。

ハンドガードと筐体をはずした状態

 

スターター側の筐体をはずす

スチールのチェンソーMS180Cの場合、3つの星型ネジでスターター側の筐体が固定されています。

ネジは簡単に取り外すことが出来ます。

スターター側の筐体を固定するネジの位置

そして、燃料とチェーンオイルのタンクの蓋をはずします。

蓋をはずした状態

これで力をかけて本体から引き抜けば、スターター側の筐体を取り外すことが出来ます。

 

オイルタンク回りの掃除

すると汚れが本体に沢山ついていました。
この後、地道にブラシで掃除していきました。

汚れているタンク回り

この掃除で特に注意しなければならないのがタンクの上部にあります。
燃料とチェーンオイルのタンク各々に穴が開いています。

その穴がふさがるとタンクの中がチェンソー本体に流れていかなくなるそうです。

タンクの穴の位置

私はクリップを伸ばして棒状にして、このタンクの穴をつっついて掃除しました。

タンクの穴

すごく汚れていたのが、スターターの筐体の裏です。
水洗いしたくなりますね。

よごれているスターターのハウジング

流石に、水につけて洗うのはためらいました。

なんか掃除する安くていい道具ないでしょうかね?
私は掃除に1時間もかけました。

 

スターター側の筐体を元の様に取り付ける

ブラシが届かない部分はまだ汚れが残っていますが、下の様に掃除をしたので良しとしました。

掃除した状態

元の様に取り付けていきます。
はずす時には力をかけた部分も取り付けは楽でした。

掃除したスターター側の筐体の裏

筐体を取り付けたら、ハンドカバーの星型ネジも忘れずにつけなければなりません。

取り付けた筐体

 

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チェンソーのタンク回りを掃除した結果

さて、チェンソーを起動させてチェーンオイルが出るか確認しました。

すると、沢山、チェーンオイルは出てくる様になりました。

チェーンオイルが出て来ているところ

たまには、タンク回りも掃除しなければならないという事ですね。

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