私のチェンソーMS260が過熱気味なのが気になっています。
チェーンオイルは良く出ているので、エンジンの具合が気になりました。
エンジンが具合悪くなると修理代金はかなりの高額になります。
そこで、シリンダー内を覗いて見ることにしました。
以下、その作業の様子を記します。
マフラーを取り外す
チェンソーのマフラーをはずすとシリンダーの排気ポートが見える筈です。
そこからピストンを覗いて見ようと思います。
マフラーの手前半分を取り外す
私のチェンソーMS260は2つの星型のネジでマフラーが固定されています。
星型六角レンチを使ってはずしていきます。
上部のかぶさった部分はドライバーで広げました。
スチールのチェンソーには星型六角レンチがあるとメンテし易くなりますね。
そんなに高い道具ではないので、持っていると便利だと思います。
マフラーのシリンダー側の半分を取り外す
するとマフラーの内側にまたネジが2つ見えました。
星型六角レンチでまずそうとすると、なんか既に緩んでいましたヨ。
マフラーを取り外すと、2枚のプレートがシリンダーとの間にありました。
マフラーの外側にはこのプレートが取り付ける溝がありました。
ピストンの状態を見る
小窓からピストンが見えます。
これで焼き付いてしまっているかどうか、確認することが出来ると思います。
スターターのストリングスを引くとピストンが動くので側面も見ることが出来ます。
小窓から見えるのは一部ですが、エンジンの状態を窺い知る、貴重な判断材料になると思います。
元の通りにマフラーを取り付ける
マフラーははずすよりも取り付ける方が難しかったです。
マフラーのシリンダー側の半分を取り付ける
2つのプレートを正しい位置に挟んでマフラーを取り付けなければなりません。
それがなかなか難しかったです。
試行錯誤した所、チェンソーを横に寝かせた方が作業し易かったです。
はずす時に緩んでいたネジは、きっちり締めてとめました。
マフラーの手前半分を取り付ける
残り半分のマフラーを取り付けます。
ネジを2か所差し込むのは簡単でした。
厄介なのははずす時にドライバーで広げた上部の部分です。
ハンドガードが邪魔するので、ネジをはずして、ハンドガードを動かせ易い様にしました。
そしてペンチで端を折り曲げました。
マフラーをはずすのはそんなに大変な作業ではありませんでした。
それなのでエンジンがちょっと気になる方はやってみたらどうでしょうか?