高枝切チェーンソーを買いました。
ヤードフォース高枝切りチェーンソーVmaxという外国製のものです。
ECサイトの評価を見ると、使いにくい!といったものが多いです。
そこで、実際、どうなのか?
普段、チェーンソーを使い慣れている私の評価を記します。
ヤードフォース高枝切りチェーンソーVmax
高枝切チェーンソーで最もポピュラーならヤードフォースを購入しました。
チェーンソーのブランドでは全く知られていません。
どういったものなのか下記に記します。
ヤードフォース高枝切りチェーンソーVmaxの組み立て
届いたヤードフォース高枝切りチェーンソーVmaxの梱包を開梱すると中に一杯にして入っていました。
函から中身を出してみました。
一番気になるのは先端のチェンソー部分です。
下の様にしっかりとしていて、これなら切れるだろうと思いました。
オレンジのリングを回してチェーンのテンションを調節します。
反対側の端にグリップがあります。
黒い部分を握るとチェーンソーが回転します。
グリップ上部にロックがついていて、親指で外さないとチェーンソーは動かない仕組みになっています。
チェーンソー部分とグリップ部分は分れており、2本の棒になっています。
これをつなげる部分が下の様になっています。
押し込んで黒い突起部分が四角い窓から出す様にしてつなげます。
オレンジのダイヤルを回して固定します。
グリップ側は伸縮します。
オレンジ色のロックを回して緩めると伸縮部分の出し入れが可能になります。
ヤードフォース高枝切りチェーンソーVmaxの基本仕様
このヤードフォース高枝切りチェーンソーVmaxの基本仕様は以下の様になっています。
全長 | 220~282cm |
---|---|
重量 | 3.6Kg(コード部分含まず) |
材質 | スチール、アルミ、樹脂他 |
電源コードの長さ | 20m |
電圧 | 100V |
消費電力 | 700W |
定格時間 | 30分 |
回転スピード | 12m/s |
ガイドバーサイズ | 30cm |
高枝切りバサミとの比較
この高枝切りチェーンソーは嵩が高いです。
電源コードも長いです。
保管スペース取りますね。
実際に持ってみると、私には悪い印象しかありませんでした。
- 重い
- 嵩が高い
- 扱いにくい
・・・というのも、高枝切りバサミの様に使いたいと思っていたからなのでした。
3mの高枝切りバサミと並べて置いてみました。
下の写真の様に若干、ヤードフォース高枝切りチェーンソーVmax方が短いだけです。
でも、操作性は全く違います。
高枝切りバサミは腕をのばして、かなり上の方の枝も切れたのでした。
持ってみると3.6Kgよりもっと重く感じます。
ヤードフォース高枝切りチェーンソーVmaxは役に立つのか不安になりました。
コード式とバッテリー式の選択について
高枝切りチェーンソーにはバッテリー式もあります。
どちらかと言うと、バッテリー式の方が最新で人気がありそうです。
でも、私はバッテリーがへたると使えなくなるのが嫌で、コード式を購入しました。
コードリールがあるので、庭木を切る分には不自由は感じません。
特徴はチェーン
チェーンソーは一見、普通の電動チェーンソーと変らない様に見えます。
ソーチェーンもオレゴン製で買い替えも容易そうに思えます。
チェーンの仕様は以下の通りです。
チェーン型番 | 91P040X |
---|---|
リンク数 | 40 |
ピッチ | 3/8inch 9.5mm |
ゲージ | 1.3mm |
ヤスリサイズ | 4.0mm |
ところが、チェーンをよく見たら、なんか見慣れない部分がありますよ。
私が見慣れているチェーンは下のものですからね。
高枝切りチェーンソーで庭木を切ってみた評価
ヤードフォース高枝切りチェーンソーVmaxを実際に使って、木を切ってみました。
使用後の私の評価を記します。
高枝切りチェーンソーのニーズ
高枝切りチェーンソーを買おうと思い立ってのは、庭の木が伸びてしまったからです。
屋根より高くなると、葉が屋根の上に落ちることになります。
葉っぱは屋根を痛める原因になります。
家の保全の為、高い部分だけ切りたかったのでした。
それならばいっそのこと、根元から伐採してしまおうとしないのは、木にはメリットがあるからです。
下の方の葉は夏に生い茂り、木陰を作ってくれます。
そこに軽トラックをとめておけば、車内が暑くなり過ぎるのを防止出来ます。
おそらく、高枝切りチェーンソーはこの様な状況下の人が購入するのでしょう。
重くて大変だけれども、切れます
高枝を切るのに2時間程、作業しました。
かなりの重労働でした。
脚立にのぼってヤードフォース高枝切りチェーンソーVmaxを使いました。
重いので切る部分にチェーンソーを当てるのに体力を使います。
でも、チェーンソーを稼働させると、短時間で木は切れます。
チェーンが新品なので切れ味が良いからでしょう。
チェーンの切れ味が悪かったら、もっと大変だったでしょう。
地面に落ちた切った枝をさらに切るのには、高枝切りチェーンソーは不向きです。
普通のチェーンソーの方が扱いが楽です。
今回、作業して意外なことに、高枝切りバサミが役に立ちました。
ヤードフォース高枝切りチェーンソーVmaxで切った木が下の枝の上に落ちます。
その枝を地面に落とすのに、長い棒で突っついたりひっぱたりしたくなります。
その折、3mも伸びる高枝切りバサミが重宝しました。
総じて、ヤードフォース高枝切りチェーンソーVmaxの私の評価は以下の通りです。
- 重いので扱い難く、体力を消耗する
- チェーンソーを切れるので切る作業時間は短い
- 結果的に十分に用を足すことができた
- 肩ベルトはつけない方が作業し易い
- 業者に依頼する費用を考えれば、費用対効果はある
- 保管に場所を取るのが難点
高枝切りチェーンソーを買おうとしている人のニーズにはこたえられると思います。
但し、高齢者には体力的に厳しいと思います。
ご参考下さい。