チェンソーの目立て台を作ったのでご紹介します。
チェンソーを使えば使うほど、チェーンの目立てが難しいのを実感します。
しっかり目立てをする為のポイントは以下の2つです。
- チェーンを固定する
- 刃をよく見る
その為にも目立て台があるとチェーンが良く切れる様になりますね。
それで私は色々試行錯誤した結果を以下にご紹介します。
丸太を切り込みを入れて目立て台を作ってみた
まず初めに最も手軽に作れる目立て台?を作ってみました。
正確には台とは言えないでしょうね。
下は正しく薪狩り現場で木を切って作ったばかりの所です。
切れ目を入れてチェンソーのバーが入る様にしました。
このままでは不安定です。
切れ目に木の破片や何かを挟み込み、バーを固定すればしっかりします。
下の様に軽トラックの荷台に置いて作業するのに丁度いいです。
薪狩り現場にも持って行きやすいです。
難点は以下の3点です。
- 手前の木が少し邪魔になる
- ちょっと重さがある
- しまって置くのに嵩が高い
切れ込みを深くし過ぎたのかもしれません。
でも、この位、バーを挟み込んだ方が良い気もするのですが ・・・
目立て用のクランプは刺したまま置いておけない
それで結局、目立て用のクランプを買いました。
木にぶっさして使うクランプです。
丸太に刺して使ってみたのですが、保管を考えると丸太では重いし嵩張るので下の様に木材に刺してみました。
幅が狭い木材だとチェンソーをのせると不安定になります。
やはりこの目立て用クランプは丸太に刺すことを前提としているのでしょうね。
それに一番の難点は刺したまま置いておけないという点です。
グラついて倒れたりしてしまいます。
このクランプは薪狩り現場で使うには持ち運びし易いので重宝するのでしょうが、家で使うのには保管し難いのでした。
使う都度、叩いて丸太にぶっさせばいいのでしょうが ・・・
想像以上の出来栄え!小さい万力の目立て台
安い小さい万力があったので買ってみました。
そして下の様に目立て台を作ってみました。
納戸にあった木材を使って簡単にDIYしたのでした。
この目立て台が思いのほか具合が良いです。
木材で作ったものなので軽いです。
納戸にもしまって置きやすいです。
チェンソーをのせると下の様にしっかり安定します。
万力は下の様に台の下で抑えつけて取り付けられるタイプのものを買いました。
小さくて軽い万力です。
おそらく本来の万力の使い方では、あまり役に立たないでしょう。
チェンソーのバーを挟み込むだけの使い方にピッタリの万力です。
私はバーを挟むのにバーを傷つけない様に薄いラバーを貼り付けました。
下の様にバーの下の方を万力で挟みます。
軽く挟むだけでバーは固定されます。
チェンソーのブレーキを上げるとチェーンは手で回すことが出来ます。
バーの下の方を万力で挟んでいるので、下の様に30度のガイドをバーの側面に張り付けやすいです。
試行錯誤に時間を要しましたが、目立てし易く、保管し易い目立て台が出来ました。
ご参考下さい。